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Kogure/Bandai  1/12  LOTUS 33 / YAMURA: 17

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急ぎの仕事と申告の準備に追われているうち2月もあっという間に後半です。

さてまず最初に私がブログを始めた頃から拝見していて、先日の横浜で初めてご挨拶させていただいた
新潟のyaszoさんのブログ。
相互リンクさせていただき、遅まきながらブックマークに追加いたしましたので是非ご覧下さい。
yaszo様ありがとうございました!

Y's retreat

ヤムラはあまり進んでいませんが、先日エンジンをちょっと作りました。
カムカバーはキットのパーツにパテを盛って修正、六角ボルトを埋めました。

以前もちょっと書きましたがこのマシン、F3ベースの改造車にあわせてロータス33を同じ外観に
改造しています。
製作にあたって色々調べた結果、こんな事ではないかというのが以下の内容です。

ネットにも画像が出て来ますが、まずヤムラが火を噴く(笑)イギリスGPの映像や写真に
落書きのようなものがありました。
へ~、ヤムラって16気筒!!!だったんだ!(冗談です…笑)



この真横に出ている4気筒がおそらく本物で上の8気筒がハリボテ。
ちなみに反対側から見るとこの4気筒のところは穴だけ空いています。

ヤムラは映画ではホンダがモデルですが、マシンはモナコでデビューしたてのマクラーレンを
それに見たてています。

マクラーレンM2Bは最初インディー用の4.2Lエンジンを使っていたけど
重すぎたのでセレニシマに乗せ換えました。
どちらのエンジンもV8なので劇中車は斜めに突きだしたファンネルをそれっぽく作って
エンジンカバー真上の四角い穴にはメッシュが張ってあります。
(イラレ作画参照)



ロータス33は真上に8気筒ファンネルがあるので、ここは飛び出す部分を覆い隠すようにメッシュカバーがあります。
V8のファンネルは上げ底で図のように取り付けてあるようです。
火を噴くヤムラを正面から捉えた映像でチラッとここが見えるのですが、ファンネルが
エンジンに繋がっていないのが判ります。

改造元となったマシンのいくつかはFJのロータス22をベースにしたロータス初のF3、31と
フォーミュラフォードの51。
おそらく他のメーカーのマシンも使ったんだろうけど、調べないと判りません。

つまりマクラーレンM2Bに合わせてF3を改造しファンネルをV8風に、ロータス33もそのF3に合わせた外観に、ということですね。





でもってファンネルのベースをプラ板とプラパイプで適当に。
スロットルプレートもちょっとだけ出ています。
こんなの完成後見えなくなるんですけどね…。

ファンネルはダミーの8気筒はマトラのパーツから。
中央の本物?の8気筒は一回り細いホンダF1のパーツにアルミパイプ輪切りを通してから流用しました。

両面テープで止めて雰囲気を見ます。
実車もおそらくこんな感じではないかと思います。
外観だけ作ればいいんだけど、そこはやはり実際の劇中車に敬意を表して
ハリボテ通りに中のエンジンも再現しました(笑)
見て判る通りファンネルが邪魔してエンジンカバー開けられませんが、劇中車もこうなってるので
問題なし(笑)

次回へ続く……(^^ゞ






もう3月ですが…

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ヤムラはあとはホイール付けるだけなので先が見えてきてすっかり製作をサボっています。
とはいえ5月の展示にはちょっと考えているものがあるので、あまりのんびりしていられないんですけどね。

3月最初の週末はいつもの中央道。
帰りに郷里の地元の酒蔵に10年ぶりに寄ってみたら大がかりな改装中でした。
子供の頃からあまり変わらない会社の前で一枚写真を撮ってきました。

近年ここの酒で特に地元の、“とある棚田”(笑)の米、美山錦を使った
“おたまじゃくし”と呼ばれる特別純米酒は、もともと生産量も少ないところに全国的に有名になってしまい
ネットでも手に入れるのが難しくなってきました。
絞りたてのおり酒、生原酒、火入れされたものと3段階に合わせて出荷される酒のラベルには
足の生えてくるオタマジャクシの絵が描かれているユニークなお酒です。



おり酒はすでに手に入らなかったので、後ろ足の生えた無濾過生原酒を入手。

日本酒は残るので近年あまり口にしなくなったのですが、やはりこの酒だけは特別。
日本酒好きな方は検索してみてください。

疲れたので飲んで早めに休みます。
ではまた〜。



Kogure/Bandai  1/12  LOTUS 33 / YAMURA: 18

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暖かくなってきてエンジンもかかってきたので、サボりまくっていたヤムラもラストスパートです。

ホイールはつや消しブラックを吹いてあるので、リムを残してマスキング。
クレオスのクリアー、タミヤのエナメルクリアーの順に吹いてからスパッツを少し厚めに吹き付け。

タイヤのへたり防止には今回コルクシートを切らしていたので、いつか作ろうと買ってあった
鉄道模型のコルク道床をカットして入れてみました。



ダミーのファンネルをエンジンカバーの裏から取り付け、本来のファンネルの覗く穴には
60線の黒メッシュを付けました。
エンジンカバーの裏はこんな感じ。どうせ見えないので適当です。
ロールバーはタミヤのソフトプラ棒で。



取り付けてみてこんな感じ。

リヤホイールはディスクを挟んでネジ止め。
フロントはキットのハブナットで接着します。
これにて完成。
画像は次回アップします。



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ところで…。
この映画についてちょっと調べていて、先日トンデモナイものを入手しました。

当時の少年雑誌“ぼくら”の付録のコミックです。
大きさはA6版くらい。付録と言っても馬鹿に出来ない160ページの漫画です。
こんなものがあったとは今の今まで知りませんでした。



どうも昭和42年当時、映画公開にあわせて雑誌の付録として作られたようで
ちゃんとMGM映画の文字が。

ストーリーですが映画のレースと平行して描かれる男女の物語は
少年漫画の付録としてはいささか問題なので(笑)そこはちょっと変えてあります。

主人公のアメリカ人レーサー、ピート・アランは(BRMじゃなくて)ロータスのエース。
大戦でパイロットの父親が撃墜され脱出したところを零戦に銃撃され戦死したのを機に
日本人に恨みを抱いています。



モナコから矢村偉造が率いる日本チーム・ヤムラが参戦、日本人レーサーの西条くんが乗ります。
映画同様にピートはチームメイトのスコットと事故を起こして海に飛び込み解雇されます。
行き場のない彼に助け船を出すのが矢村というわけ。
だんだん目が悪くなっていくピートを脅迫して矢村を蹴落させようとする悪役も登場。



事故ってクルマから投げ出されたピートがひとこと。
“受け身を知らなかったらバラバラになるところでした…”って
マシンから投げ出されたら、姿三四郎でもそれじゃ済まないだろ?(笑)

まあ大した内容ではないのですが、最後は映画同様にハッピーエンド。
結構笑えるのですが、こんな漫画があったということだけでも楽しい発見でした。

Kogure/Bandai  1/12  LOTUS 33 / YAMURA F1: 完成

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昨年5月から始めたロータス33。
グランプリの劇中車、ヤムラF1が完成しました。
実車が改造車なので忠実度は怪しいのですが、イメージ通りに出来たと自負しています。
自己評価なんと95点!(甘い)



































中野でイタ飯オフ

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ヤムラも終わって一息ついて、さて放置物件の155に取りかからねば…。
と思ったものの、仕事のストレスも溜まっていたのでパーッ!と発散したいな、ということで
この間の平日、お友達のMr.Mさんの地元のお隣、中野でイタ飯オフを楽しんできました。

中野ブロードウェイでMさん、クラッチョさん、ミーヤンさんと待ち合わせ。
鉄人のブリキ盗難で有名になった某ビンテージ玩具のお店や、絶版クルマ模型のお店をひやかしてから
Mさんお勧めのイタ飯屋でまずは乾杯!

ダラーラを作ったMさんにトミカダンディーの同車の発案者のミーヤンさんを紹介したあと
テーブルの上に次から次へとイタ車のモデルカーが並びます(笑)



出来たてホヤホヤのMさんのプロバンスのランチアLC1は生ハムと一緒に。



ミーヤンさん、トミカ改造のダラーラとMさんのバンダイ1/20改造作のツーショット。
クラッチョさんはモデラーズの絶版ベータ・モンテカルロのキットを持参。
その素晴らしい内容と売ろうか作ろうかの話でまたひと盛り上がり。



ここで出て来た“今日の魚はイサキです”、のアクアパッツアがまた美味しい。
パスタも放りこんで(笑)あれよあれよといううちにワイン3本空にして
引き続き別のお店でお茶しながらマニアトークを楽しんで…と、中野の夜は過ぎていきました。

安くて美味しいお店を紹介してくっださったエスコート役のMさん、ありがとうございました。
エスコートといえばMさんからのプレゼントがこのStarterの43。



有名なBastosカラー、シャープなモールドのフォードエスコートです。
マルティニカラーにするかどうか迷っています。

でもって155のほうはというと11月からほったらかしになっていて、すでにエポパテはカチカチで
切削も大変。



とくにサイドを走るプレスラインをこのブリスターフェンダーの形状にうまくマッチさせるのが
難しい。
写真を見ながら何度も削り直していますが、まだまだ全然満足な状態までいきません。
おおまかに形が出来たら、あとはシアノンで部分修正しながらやるつもりです。
似ている部分も良く見れば全然形が違うので、先は長いなあ。



そんな155ですがV6tiより好きな92年イタリアスーパーツーリズモの155GTA。
マルティニではなくてジョリークラブのTotipカラーのキットを入手しました。
Racing43のメタルキットです。
タルキーニ、フランチア、ザナルディーらがドライブしたこのマシン。
実車はカッコ良いんですが…なんかボディーが短いんじゃないの??と思って、製作中の155の図面と照らし合わせたら
リヤドアウインドが明らかに小さい。
レジンはともかくメタルでこれはちょっと修正大変です。どうしよう…(Q_Q)↓


もう4月ですが…

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何の更新もないまま4月になってしまいました。

サクラもあっという間に開花して今日の雨でもう散りはじめています。
先日市内の総合公園に散歩に出かけて、つかの間のお花見気分を味わっただけで今年のお花見は終わり…。

先週末は長野の帰りに地元の蕎麦屋に寄ってきました。
木曾へ抜けるトンネルの手前にあって、以前から一度寄ってみたいと思っていた店です。
駐車場から続く門構えが風情があります。





人気店なので早めに到着、店の入口が低くて狭いので頭をぶつけそうになりながら中に入ると
平日だったせいか他に客はまだひと組しかいませんでした。
大きな窓と高い天井で、なかなか落ち着きのある雰囲気で居心地よし。



ざる蕎麦は一人前2枚、にしん、揚げ桜エビ、それとそばがきを注文。
つゆは若干甘め、十割の蕎麦は普通(笑)といったところ。

続いて出て来たそばがきはふっくらとして味が濃く、青きな粉やつゆで食べると
非常に美味しくて大正解でした。



モデリングのほうは全く進んでおらず、155はプレスラインがどうにも気に入らないので
またポリパテで埋め直してやり直しです。
でもってこれと平行して、ホームセンターで買ってきたベニヤと板材でこんなものを作りました。
言わずと知れたヤムラの土台ですが…邪魔なものを作って…との声がどこからか…。(汗)





※以前手放したロールスロイスとまめバスチョロQがオクに…。
ま、いっか。
どなたか興味ある人は落札してくだされ。あ、転売はダメよ(笑)


Bankと155は…。

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何の更新もないままもう4月も半ば。
この半月、仕事に追われ製作はほとんど進んでいないのでネタがありません(汗)
とりあえずバンクのほうはこんな感じで、これからアームコバリアの製作に。
ベニヤの路面はジェッソやモデリングペーストなどをローラーで塗って
コンクリートっぽく明るいグレーに塗装。
路面の継ぎ接ぎや補修跡はアクリルガッシュで適当に描いてみました。



バリアの支柱は木材なので、角棒をこげ茶に塗って上端に仮止めしています。
1:12のレールはどうやって加工したらいいのかいろいろ考えています。
レール断面がダブルS字に曲がっているので、波板とかいろいろ探しましたが
適当な形とサイズのものが全く無い…。

クルマは製作段階でお腹に穴を空けてあるので、金属棒でも差し込んで
路面に空けた穴に差し込んで固定する予定です。

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こちら進まない155は何度もパテ盛って成形を繰り返し、納得いくラインは出来たけれど
フロントのブリスターはまだボリュームが足りません。
もう一回パテ盛ってやり直し…。
まだ前後バンパーやら作らないといけないので、やるところばかりですが
急ぐ必要もないのでのんびり進めます。








横浜ワンダーランドマーケット 

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今日はお天気が良かったんで午後から横浜ワンダーランドマーケットに行って来ました。

絵の師匠やミーヤンさんがいつも出店しているので、顔を出していたんですが
この1年数ヶ月はちょっとご無沙汰していました。

いつも通りご挨拶してからそれぞれのテーブルを見てまわりましたが、一時期にくらべて
ミニカーやブリキなどはあまり売れなくなってきているようです。

今回のお目当ては買い物ではなくて、やはり別の店のお手伝いをしているお友達のNさんから
ヤムラの次に作る予定のクルマの材料というか、ドナーをいただくこと。
それは何かといいますと…



1年前の画像と同じ…ではありません。
コグレのロータス33のジャンク完成品。何だよ!またこれかって。
ヤムラの元と良い勝負なジャンク具合です。
ただこちらはほとんど完成している状態なので、バラバラにするのが面倒か…。

知らぬ間にヤムラをシリーズ展開することになりそうで(笑)
次回はこれでB.R.M(なんと!)を作る予定です。
ヤムラ以上に泥沼にはまりそうな予感ですが、製作はすこし先になりそうな。
こうなったらフェラーリもちゃんと劇中車を作り直さないとダメになりそうなので
そちらも現在色々考え中です。

ちなみにNさんは最近バンダイのSTPタービンの未組み立てを手に入れたそうで
お宝がどんどん増えているようです。
Nさんとの約束なので(笑)BRMは絶対キッチリ完成させなくちゃ。



ミゾロギさんのテーブルはいつものように本からペパクラ、模型完成品に
最近ネットショップでも取り扱いをはじめたフィギュアやパーツがずらり。
出来たてホヤホヤのタミヤの300SLRもじっくり拝見させていただきました。



でもって彼のお友達のリプロ玩具さん。
毎回ワンダーに出店されていますが、今回もプラのバキュームで作った数々の
バブルカーの新作モデルが展示されていました。
ミゾさんのモデルから型を抜いたというシトロエン・アミを1台ゲットしました。
タイヤはレジンだそうですがお菓子のようなきれいなペイントと相まって
一見陶器のような素晴らしい雰囲気のモデルです。



こちらミーヤンさんの友だちのTさんのテーブルにあったフランス、ジュストラ製のオモチャ。
プラ製の渋いプジョー504とブリキのカラベル・フロリードです!
どちらもそそられる車種ですが…今回はスルー(笑)

次回は8月ですね。是非皆様も足を運んでみていただければと。





連休ですが…

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毎度の事ながら何も関係なしで…詰まった仕事を片付けていますが…。
今月は大忙しでやることばかりです…。

静岡も近づいてきたので、なんとかモンツァのバンクも出来上がりました。
というか無理矢理完成にしてしまいました(^^ゞ

ガードレールはKMKケント紙を曲げて、瞬間接着剤を塗りたくって補強し
サフとホワイトを吹いてから支柱にピンで留めてみました。
背景は合成です。

結構いい加減な仕上げですが、それほど重要でもないので適当です。
雰囲気だけ。

できたら飛び出すフェラーリとか…置きたいんですけどね。
代わりに古いニコーの1/16ロータスフォードを置いてみました。
こうゆうユルいモデリングのほうが最近は楽しめます(笑)

ということでヤムラとフェラーリは静岡で…。




スポーツカー・モデリング撮影会

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今日はいつもお世話になっているミゾロギさんのところへ、次号スポーツカーモデリング
フォーミュラカー特集に載せていただく画像を撮りに行って来ました。

静岡で展示予定のグランプリのバンクもクルマのトランクに入れて持参。
生憎の曇り空でしたが、ご自宅の近くの公園でプチ撮影会。

今回はバンダイのグラナテリ・タービンカーも載せていただけるとのことで
一緒に撮影しました。
昔の完成品なので良く見れば完成度はイマイチですが、そこは自然光の下のジオラマ撮影。
現物の4割増しくらいリアルに撮れて実車感は満点です。



その後は室内で部分撮影をし、先日完成したばかりの2台のインディーカーの模型、
IMCのロータス38とMPCのオルソナイトイーグルなどを拝見。
丁度ミゾロギさんのブログでも紹介されている、スケールプロダクション製S・マックイーンのフィギュアや
アルファのホイールなどがドサッとドイツから届き、そちらもじっくりと拝見しました。
こちらはまた彼のネットショップで販売される予定です。



あっという間の2時間でしたが、私の作品はともかく、次号特集にはRUSHに関連するマシンや
1/12タイレル003などの凄い作例が満載の内容になります。
今から本の出来上がりが非常に楽しみにです。
ミゾロギ様ありがとうございました。

静岡にも持ち込みますので是非“暖かい目で”ご覧頂ければ幸いです。


2015静岡ホビーショーへ

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今週末は待ちに待った静岡ホビーショー。
今回も「伝説のカーモデルコンテスト同窓会連盟」のメンバーの一員として
土日の2日間参加いたします。

展示品は映画グランプリのヤムラとフェラーリ1512、バンダイのSTPパクストン・タービンカーの1/12が3台。
そのほかに場所埋めに数台を予定しています。
ちょっと古いものですが超絶モデルを見続けて疲れちゃった方々には、ユルイ完成品で
ほっと一息ついていただけると思っています。

ミゾロギさんの本の見本も届きました。
実物よりかなりカッコ良く写っていますので、差し引いて見て下さいね。
まあロータス79や312Tなんかの表紙はどこにもあるので
たまには葉巻もよろしいのではないかと…。

今回の展示のバナーも昨年の使い回し…ではなくヤムラにしてみました。
ちなみに来年はおそらく徹のカレラ6になる予定です。
(Nさんにプレッシャーをかけておきます…笑)

それはともかく溜まってる仕事をなんとか片付けないとホントにヤバイ…(汗)
寝不足でボーッとしているかもしれませんが、どうぞ会場でお声をかけて頂けると嬉しいです。
ひときわ年齢層の高い我がブースに是非お越し下さい。!!お待ちしております。



静岡ホビーショー 2015

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今年もお祭りが終わりました。
帰宅後作品の梱包もそのままに、詰まった仕事に取りかかり
やっと時間が空いたので遅くなりましたが静岡のご報告をば。

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昨年よりおそく5時に自宅を出発。
圏央道が海老名で東名に繋がって週末はJTで大渋滞の話は聞いていたけれど
早朝出発なので問題なし。
小雨のなかゆっくり走って8時に静岡着。

あらかじめモデラーズクラブの駐車券を申請してもらっていたのに、指定のPに着いてみたら
駐める場所がない。
駐車券の無いクルマが何台か止まっているとのことで、もうちょっと管理をきちんとやって欲しいものです。



今回の“伝説のカーモデルコンテスト同窓会”の展示バナーは昨年の一部作り直しのヤムラ。
日産テクノクラブのFさんのおかげで力作です。

数多くの作品はあちこちのサイトで色々見て頂くとして、ここでは私達の展示を中心にご紹介。
自分の展示作品は1枚も撮らなかったのでモケデンさんからお借りしました。



撮り方がウマイとカッコ良いヤムラ。
ただし一部のお客さんには受けたものの、ネタが古すぎてか折角のバンクもあまり効果無し(笑)



こちらは効果抜群のモケデンさんの67年デイトナフィニッシュ。



さすがにこの935は皆さん大注目でした。



世田谷模型車庫Mさんの素晴らしい日本GP出場車。



プラバンをバキュームしたカウルのR380!
こうゆうことが出来るというのが信じられません。



準備中のN上さんの作品。小さな赤いフロンテは次号モデルカーズで!



こちらメンバー最長老のKさんの珍しい巨大なバキューム製Mayo(メイヨ)。
1938年のイギリスの親子機です。



Yさんの精密感たっぷりの2台のセブンも注目。



ミーヤンさんのR2はフェンダーやキャブを3Dプリンタで作っています。



Fさんの新作はこの1/12のKPGC10、凄いエンジンとZから流用のオバフェンがすでに大迫力。



そしておそらく今年の我々の展示で一番受けたのが…
このモデルカーズコンテストにも入賞したオオタキのBSヤングウェイ&バービー。

製作したイタリア帰りのIさんから、サドルにどうやって固定したかという
ここでは書けない話をねちっこく聞かされました(笑)
ちなみに髪を生意気(笑)にもLuxのヘアムースで整えていました…。(なんだそりゃ?)
こうゆうユルさとオッサンならではのマニアックさがうちの持ち味。



ことしは一時代を築いたプラ・プレーンコンテストの歴代作品の紹介展示も併設で
飛行機ファンの注目を集めていました。



お隣のGarege24のみなさんの黄色いクルマ特集。スウィフトはペーパーです!



ミゾロギさんの300SLにはノイバウアーも。



毎年展示にご協力してくださり、今年は参加20周年で表彰された世界ブラックマント同盟の
めがさんのアルファ179。



そして第二会場に置かれた4mの長さの空母ミニッツ!エレベーターやレーダーが可動します。

メーカー展示会場のほうはことしも全くじっくり見る時間がなかったけれど
個人的に一番注目したのがアオシマ。





このDD51ディーゼル機関車はエンジンから駆動系、台車のブレーキ可動、キャブの中の小物に至るまで
鉄マニア驚愕の完成度。
パーツも死ぬほどありまして14800円はサービス価格か。
会場でも大注目でこれは作ってみたいキットです。



そして版権元申請中のBeeMaxの240RSにTA64、これは待っていた人も多いはず。



1日目終了後はおなじみ合同展参加者による交流パーティーが。
そのあとの市内での飲み会には道に迷って90分も遅刻…。
2.5kmも歩いてドン疲れのところにマニア話で異様な盛り上がり。
ホテルに帰ってトンコロで寝てしまいました。
翌日は晴れたので多くの来場者の方々に見てもらえて充実の2日間でした。

御世話になったクラブメンバーの方々、そして来場して見てくださった皆様に改めて感謝いたします。
来年も楽しみにしています、どうもありがとうございました。

Top Marques 1/18 : FIAT Uno Turbo ie

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静岡が終わって半ば燃え尽きたまま、次の週末は山口へ。

日曜日から連日夏のような暑さで気温32°。
あれこれ用事をこなしてあっという間に3日間過ぎて帰宅。

しばらく模型も弄る時間もなさそうなので、久々のミニカーネタで埋めておきます。

あのBBRが展開する新しい1/18レジンモデルのブランド“Top Marques”
ラインナップも結構渋めで、だれが買うのかいささか疑問な車種もあります。
そんな1台がこのフィアット・ウーノターボie。
以前の記事でブラーゴを改造したかつてのマイカーを紹介しましたが
まさかこんなマイナー車種を出してくれるとは思わなかった。

発売されてしばらく経ちますが、粘りに粘って安くなるのを待った甲斐があり
先日驚き格安なんと4桁!で入手!。
地味な車種で良かったよかった(笑)







さすがにBBR、プロポーションは見事です。
ただしドアやハッチは開きません、念のため。
タイヤが小さく見えますが実車も13インチでこんなもの。
小型車でありながらどっしりした塊感にジウジアーロの巧さを感じます。
同じスケッチを弄り倒してスカスカになっちゃったあのクルマと並ぶと良く判る。

ブラーゴと並べてみました。
まあこれはこれで良いのではないかと。

ラインナップにはこれのラリー使用やフェイズ2、ランチアベータ・モンテカルロに
アルファ75、ランチア・テーマ8.32なんて渋すぎるマニア待望の車種もあって
なかなか楽しみなメーカーです。















ペーパークラフト

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ヤムラの次はBRMということで、あれこれ資料をひっくり返していたら
昔買ったペーパークラフトを発見しました。

“KARTONMODELLBAUEN”というメーカーの1/24スケールのBRM P83 、H16です。

作ろうと思ってあまりの細かさに、そのうち…としまい込んで忘れていたもの。
ごらんのように1cmにも満たないパーツがぎっしり印刷されていますが
これを綺麗に切り抜いて組み立てるのは結構大変でしょうね。
デザインナイフとピンセットは必須かと。





このメーカーは建築物や乗り物など凄い数の製品を出しているようで、このF1も
他にM23とか新しいのもいろいろありました。
16気筒のエンジンもかなり細かいパーツ分割になっていて、メーカーの意気込みは判るんですが
1/24という大きさからして製作の大変さにくらべて、出来上がったものが小さい。
今ひとつ製作意欲に欠けるのはそのせいかも(笑)
これを拡大コピーして1/12で作るのがいいかもしれませんね。



こちらはかなり前のMac雑誌についていた付録CDに入っていたMacのペーパークラフト。
手のひらサイズが全部で20種類くらいありまして、それをプリントアウトしたものです。
Macintosh2からパフォーマ5210あたりまでのデスクトップやノート、Apple visionなど
懐かしマシンの勢揃い。
作りも簡単なので以前いくつか作りました。

ネット上にも星の数ほどペーパークラフト関係のサイトがありますが
以前から時々拝見していたデフォルメF1のペーパークラフトでお馴染みのサイト
イチヤマさんの“カードの兵隊”。
ご存じ無い方もいると思うのでこの機にご紹介させていただきますね。

50年代から近年まで数々のF1を独特な作風で製作されていますが
私が特に好きなのが60年代の葉巻型シリーズ。
シンプルな造形の中にマシンの特長を巧みに表現されていて、全部作りたくなるくらい
楽しい作品ばかりです。
特にトランポに乗った156やBRMなどは私のお気に入り。
模型で作るにはいささか大変でも、これならあっという間に当時のワークスチームを再現出来ます。
オマケにラインナップにはマニアックすぎる車種もあって、例えば61年のエメリソンMk1なんて
発見したときは嬉しさで泣きそうになりました。



このイチヤマさんの最新作がF1立体すごろくともいうべき
モナコGPすごろくです。
その素晴らしさを是非以下からご覧下さい。

[ペーパークラフト]Monaco GP 1961 カードの兵隊出張所/ウェブリブログ

もうこれはシリーズ化していただいて、世界の名サーキットすごろく、とでもして
市販していただきたいくらいです。
ニュル旧コースなら畳1畳くらいで出来そうな…?(笑)

高齢レースファンのオッサンの正月は、こたつの上でヒストリックGPすごろく大会に決まり?
こうゆう楽しいものを作る頭脳の持ち主がホントに羨ましいですねえ。
早速ブックマークにも追加させていただきました。

Home of カードの兵隊

ということで、今回も製作が何も進まないままのネタで終わりです。

エンサイクロペディア・アナトミカ

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今日の1冊。

近年恐竜や動物ばかりでなく、医学関係の仕事もチョイチョイ描いているのですが
先日手に入れた1冊をちょっとご紹介します。
模型と言えば模型なのですが苦手な方はスルーしてください(笑)

“Encyclopaedia Anatomica”  出版社: Taschen America Llc

一見ギョッとする表紙ですが、その名の通り人体解剖学の百科事典。
これはイタリア・フィレンツェのラ・スペーコラ博物館にある展示標本の写真集です。



1775年に開設されたこの博物館は、当時あのメディチ家のコレクションを収蔵するために建てられて
現在はフィレンツェ大学の付属自然史博物館という位置づけになっています。

ここは多くの剥製や自然科学の展示で有名ですが、何と言っても世界的にその名を知らしめているのは
蝋人形による人体解剖標本でしょう。

開設から1814年までの40年のあいだに、専門の職人達によって600体以上の人体解剖モデルが
製作されました。
専門の蝋職人による素晴らしい解剖標本の数々は当時の解剖学がいかに進んでいたかを示す
貴重な資料でもあります。

16×18cmくらいの小さい本ですが印刷も綺麗で、分厚い全704Pのなかに
数百点にもおよぶ標本写真が満載です。
手術の手順とかを描くため結構生々しい画像は見慣れているので、こうゆうものに関しては
何とも思わないのですが(笑)どれも一体どうやって作ったのかと思うくらいリアルで
その美しさには本当に思わず見入ってしまうくらい。
出来たらもっと大判の本で見てみたいものです。

そのまま載せるのはちょっと何なので、全くどうってことの無い画像(笑)をモノトーンにしてボカしを入れました。
興味のある?方はgoogleで検索すると、ど〜んと画像が出て来ます。
是非手に取って見て頂きたい、イタリアに行ったら是非訪れていただきたい
そんな博物館の展示です。





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話変わってお盆の8月15日は東京浜松町で模型のフリーマーケットが開かれます。
概要は以下の通り。
興味のある方は出店、お宝探しに行かれてみてはいかがでしょうか。

第1回 ”スケール” モデラーズフェスティバル

なんだかな…。

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今年も半分過ぎました…

振り返ってみればこの半年のあいだに作ったのがバンクだけ…という有様…。
なんてこった、静岡以降な~~んも模型作っていません。
来月までびっしりタイトな仕事のスケジュール。
ありがたいこととは言え、模型作る気がさっぱり起きないのは困ったものです。

先日は市ヶ谷のAAF展にちょっと顔を出して、そのあといつものメンバー(笑)に
S.E.Mのnanapapaさんとタケさんも加わってひさしぶりの飲み会。
私は作ってないのでUnoのミニカーだけ持参という体たらく。

で、昨日ネット見ていたら某誌の広告で表紙はRSRやらズラッと並んだシルバーの911が。

おお、久々に気合いの入った特集じゃないか!
ちょっと前にMさんも作っていたし、Tさんともエーダイの1/8を落札するぞ!とかなんとか(笑)で
メールやりとりしたし、超絶作例を見られそうだ、これは買わねば!

ついでに久しぶりにホビーショップものぞいてこようと、ツインスパークに鞭を入れ書店に行きました。
手に取っていつものように後ろからページをめくって
“ほう、MP4の特集なのね…、あ〜、このあたりは4と6しか作ってないなあ”なんて思いながら
911、911は………。あれれ、これだけ?。

表紙をよく見れば、チッコい字でしっかり“43ミニカーで見る”…の文字が…。
ガ〜〜ン!(○_○)(○_○)(○_○)
我ながらなんという粗忽者かと呆れて…棚に戻し(笑)
模型店もろくに見ずにとっとと帰宅…。

ツインスパークと言えば…唐突に先日発表されたジュリア姉ちゃん。
以前の記事で予想画像になんだかんだと書きましたが、実際出て来たのを見ると
予想外のスタイルで、これまた微妙…。

出来はともかく、あのくらいクドい顔のほうがアルファらしいとは思いますが
アメリカ市場も狙ったせいか、なんだかBMWやB4あたりの雰囲気もチラホラ。
プラットフォームを一部共有するらしい?マセラティ・ギブリとも似ているけれど
どんどん思ってるのと違う方向に進んでいるような。
しかもデカそうなクルマだし、予想価格がGTAで1000万!超えって…。

1年前のニュースで今後3年くらいのあいだに何と!8車種も出すとかあったけれど
そんなに出さなくていいから(というか…無理じゃない?)もうちょっと、こうねえ
欲しくなるの(笑)をお願いします…って。

まずは次に出て来るスパイダー。
NDロードスターが非常に魅力的なクルマだけに、どんなものになるかいささか不安。
(訂正※間違いました。ロードスターはFIATブランドから124スパイダーとして登場予定)

ということで画像も無いまま
さ、仕事仕事…(v_v)

27年前と8年目。

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先日お友達のミゾロギさんのブログ記事に、彼が昔オートスポーツ誌に投稿したイラストの原画が
30年ぶりに返却されてきた、とありました。

なんかどこかで見たことがあるな…と思ったら、これ88年のイラストグランプリで
私がセレクトした絵だった…。
恐れ多くも現自動車イラストレーターのミゾロギさんの絵を、エラソーに選評していましたと…(大汗)

82年ルマンが縁でAS誌のイラストの仕事を時々いただくようになり、87年以降中村安弘さんの後をひきついで
グランドスタンドの中のイラストグランプリの選評もさせていただきました。
他にちゃんとしたカーイラストの諸先生方が沢山いたのに、なぜ私に声がかかったのかは未だ不明。





当時隔週発行だったので月に2回、編集部から送られてきたイラストをテーブルに並べて
1位から5位まで、中学生以下はジュニア賞に選ぶんですが、常連のウマイ人たちばかりにならないよう
達者でなくても面白い絵を選ぶように心がけていましたが、今思うとこれがなかなか難しかった。

ミゾロギさんのこの水彩タッチのイラスト、すでにこの頃から
現在の彼の作風が出来上がっていたことが判りますね。
ページの中では色々と注文付けて結構恥ずかしいものですが、投稿したのに
全然採用されなかったぞ!という方がもしいらっしゃったら許してね…。(^^ゞ

世の中どこでどう巡り合わせがやってくるか判りませんね。
幾つになっても日々精進あるのみです…。

この頃は“男達のルマン”や“87年鈴鹿F1特集”などにいくつか描かせていただいたので
覚えている方もいらっしゃるかもしれません。





さて今日でこのブログも8年目を迎えました。
最初は5年でやめるつもりがこんなに続くとは思わなかった。
これも見て下さる皆様のおかげと、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。

この7年間での記事数が750くらい。年に100数回、3.4日おきの更新ということになるけれど
最初の頃にくらべてこの2年くらいは週イチ更新がいいところ。
製作スピードがだんだん遅くなるのはともかく、もうちょっとなんとかしないと。
とりあえず模型もまだまだやる気あります!というのを見せないとイカンなと言いながら
今日からツールも開幕。どうしたものか…。

これは先日フランスから帰ったお友達のミーヤンさんのプレゼント。
94年ミゲール・インドゥラインのあまりに有名なカーボンモノコックのTTバイク。
ピナレロ・エスパーダです。カッコいい!!!



生命大躍進:ピカイア!

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作れますぅ…のタイトルながら、何も作らないまま2ヶ月が過ぎました(汗)
気にしない、気にしない、ということで今日ご紹介するのは…。

NHKの放送90年記念番組、NHKスペシャル“生命大躍進”。
人類誕生に至る40億年の地球の歴史を紐解く番組ですが、これに関連し
春からEテレで放送されている子ども向け科学アニメ番組の“ピカイア!”をご存じでしょうか。
この番組のガイドブックが発売になりましたが、ちょっとだけ私もイラストを描かせていただいたので
短くご紹介…。

近未来、人類は住めなくなった地球を出て、宇宙コロニーから恒星間移民を始めていました。
主人公の子供と科学者は地球再生の鍵:ロストコードを探しに5億年前のカンブリア紀を訪れ
生物進化の謎を探っていく、というのがピカイア!のザックリした内容です。
ちなみにピカイアとはカンブリア紀の代表的な脊索動物(せきさくどうぶつ)の名前。

私が描いたのはカンブリア紀ではなく後半の地球の歴史の部分ですが(^^ゞ
最新の研究に基づくカンブリア紀の不思議な生き物を子供と一緒に楽しんでいただける内容です。

Amazon.co.jp: NHK科学アニメ・ガイド ピカイア!―カンブリア紀の不思議な生き物たち (教養・文化シリーズ): NHK出版





温暖ですべてが海で覆われていた5億3千年前のカンブリア紀の地球。
46億年の地球の歴史の中で、たった100万年くらいのあいだのこの時代に、
それまでの三葉虫やサンゴなど30くらいしかなかった生物が、いきなり1万を超える
爆発的な進化を遂げたました。これがカンブリア大爆発…メチャクチャ簡単な説明ですが。

カナダのバージェス頁岩(世界遺産になってる)のなかから化石で発見された
5億年前の生物たちの、その訳のわからない特異な姿はすでによく知られているところ。

タイトルのピカイアはじめ、アノマロカリスにハルキゲニア
オパビニアにウィワクシアなどなど代表的な生き物が載っています。

ニュースなどでご存じかもしれませんが、つい先頃ハルキゲニアの復元が
それまでと前後が逆であるという結論が出ました。

週末サイエンス:カンブリア紀の珍生物「ハルキゲニア」、また復元図が書き換えられる 実は前後も逆だった - ITmedia ニュース

化石から判断された今まで頭だと思われていた端っこの丸く膨らんだ部分が
実は肛門から押し出されたウ●コのシミのようなもので、尾っぽと思われていた部分には歯があることが判明。
最初の復元では上下が逆で、今度は前後が逆とハルキゲニアも大変です。

恐竜以前の古代生物は非常に興味深いものばかり。
今月7日から上野の科学博物館で生命大躍進の展覧会が始まりました。
この時代は古生物に関心のある人にとって恐竜時代以上に面白い。
是非行ってみてはいかがでしょうか。

生命大躍進展 人類誕生に至る40億年の壮大な生命進化の展覧会

でもって、すでに科博では先行発売されてる、こちらは生命大躍進のA5版のビジュアル図鑑。
こちらにもいくつか描かせていただきました。
より一層詳しく知りたい方はぜひ書店で手に取ってご覧になってください。

Amazon.co.jp: NHKスペシャル 生命大躍進 (教養・文化シリーズ): NHKスペシャル「生命大躍進」






クリストファー・クロス&グレン・フライ :1986 8/2 

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まだ梅雨も明けていないのに連日猛暑で、すでにグッタリしていますが
皆様いかがお過ごしでしょうか(笑)

模型もね、大物はあるんだけど…製作に取りかかるにはそれなりの覚悟が必要で(笑)
今しばらく開始まで時間がかかりそうだし記事アップするにはまだ早いかなと…。

ま、暑い暑いと言ってばかりじゃ何にもはかどらないので、すこしでも涼しく
スッキリ爽やかな気分になれるような音楽を聴きながら仕事中。

この時期になると夏に聴きたい曲ベストなんとか、てな特集があちこちで見られますが
今時の音楽は洋楽はともかくさっぱりわからないので、ちょっと前のことは忘れても
昔のことは覚えているジジイならではのネタで今日も埋めます。

1986年つーから今から何年前??29年前か…。
東京によみうりランドってゆー遊園地がありましたとさ。(今もあるけど)
そこでこの年の8月2日に開かれた“KIRIN SOUND TOGETHER ”

元イーグルスの伊達男グレン・フライと美しい歌声とルックスのギャップに
みんなが驚いた(笑)クリストファー・クロスのジョイントLiveを見たお話。

当時は世田谷に住んでいた頃ですが、友だちのデザイナーやその仲間ら7~8人と
クルマに分乗して一路会場を目指し甲州街道を西へ…。
野外ステージの読売ランドEAST(一昨年閉鎖になった)の一番上の芝生席に陣取って
キリンビール飲みながら開演を待ちました。

“南から来た男”でデビューしたクリストファー・クロス。
今年の春にも来日しましたが、ポール・デイヴィスとかと並んで80年代の
夏に聴きたいアーチストの代表選手でしたね。

1枚目アルバムからは“Ride Like the Wind”や“Sailing”がヒット。
バックにはドン・ヘンリーやJ・Dサウザー、M・マクドナルド、二コレット・ラーソン
エアプレイのジェイ・グレイドンなど錚々たるメンバーが顔を揃えていました。

フラミンゴがアップになった2枚目の“Another Page”は大好きな1枚。
そして映画のテーマ曲、Authur's Theme”(ニューヨークシティー・セレナーデ)も大ヒット。
3枚目から雰囲気が変わって、結局最初の2枚で才能出し切っちゃった感がありますが…。
ステージでもクリアで美しいハイトーン・ヴォイスが一際冴えわたっていたのが非常に印象的でした。



3枚目の"Every Turn of the World"は失敗作でしたが、ジャケットにあるように
彼はこの頃、下位カテゴリーではあるもののRaltでフォーミュラのレースに入れ込んでおり
来日した時もフジSWで星野選手らと対談しているTVを見たことがあります。

多摩丘陵に夕陽が落ち観覧車のシルエットが浮かぶ頃、いよいよ白いスーツのグレン・フライが登場。

“I found somebody”、“Sexy Girl”…と続き、すっかり暗くなった頃に“You Belong To The City”の
サックスのイントロが流れて来た時はさすがに鳥肌が立ちました。
ちなみにこの曲、マイアミバイスのテーマ曲ですが、グレン・フライとジャック・テンプチンの共作。
Eaglesのデビューアルバムの中でもメチャクチャ好きな、“Peaceful Easy Feeling”の作者でもある
テンプチンはフライのソロアルバムのほとんどに手を貸しています。



ラストはクリストファー・クロスと一緒に“Slow Down”を唄ってお開きに。

この時一緒に見た、仕事でも遊びでもお世話になったデザイナーの方お2人は
若くしてすでに鬼籍に入られています。
この季節、ときどきアルバムをターンテーブルに載るたびに
30年前の夏の1日とあれやこれやが、ついこの間の出来事のように思い出されます。
この時の映像はDVDなどでも発売されており、動画サイトでも一部を見ることが出来ます。

でもって締めの1枚は今更ながらですがGlenn Freyの“Solo Collections ”



イーグルス解散後のソロ活動のベストアルバムですが、1曲目の“This Way To Happiness”から
アクセル全開、“I've Got Mine”からジワジワと盛り上がって、ラストの“Brave New World”まで
バランスの見事な選曲の1枚です。
ただ日本盤のラストのボーナストラックは流れをぶち壊しているので輸入盤がお勧め。
真夏のドライブのお供にGood Musicをぜひど〜ぞ♪♪。

最後にこんど始める大物の画像をば…。



新シリーズか?!

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先日、いつもお世話になっている出版社から大きな郵便物が届きました。

ズッシリ重い袋を開けてみると…。
なんだこれは??
四角い豆腐のような石膏らしき塊が…。





新聞紙を広げて付属のハンマーとタガネでトンテンカンと塊を砕いていくと…。





なにやら赤いモノが見えてきました…。

さらに壊していくと見えてきたのは赤いクルマ!!!





何だこれは!



おお、アバルトOT1300です。




そう、これは新しく発売になる“ビンテージミニカー発掘キット”だったのです!!!…凄いでしょ。
何が出て来るかは掘ってみてはじめて判るというもの。
ミニカーコレクションの新しい展開です!





















……というのは…真っ赤なウソでありまして…。(^^ゞ

ホントに出て来たのは…アノマロカリス(笑)
小学館のドラえもん、ふしぎのサイエンスの最新号。
アノマロカリス発掘キットでした。
サソリじゃないけれどまあ似たような?ものなので…。
先日ご紹介した生命大躍進に関連した企画のひとつでした。



もっと!第7号 内容紹介|ドラえもん ふしぎのサイエンス|小学館

近年どんどん値上がりしてしまって、43でもそうそう気軽に手に入れられなくなってしまったミニカー。
凄い作り込みでなくていいからこんなシリーズがあったら買ってみたいと思いませんか?
私はちょっと欲しいかも…。

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